院内ブログ

【映画】THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY その1

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上映:10月21日~新宿武蔵野館
鑑賞日:11月5日21時~

今が旬の高橋一生さんが主役で出ているせいか、もともと発行部数が少なかったのか、パンフレットは売り切れていました。が、日曜夜のおかげか客席には余裕あり。隣の座席に荷物をおいて、横すわりしてのんびり鑑賞。この時間帯はおススメです。
若干25歳の新進気鋭の二宮健監督の商業映画デビュー作、だそうです。
この日の夕刻、喜寿をお迎えになった龍村仁監督の「地球交響曲第八番」を観たあとにハシゴしたので、振り幅が大きくて脳ミソがかき回され、おおいにリフレッシュ😊

正直前半は、妙に芝居がかった進行とか、時系列と現実と妄想をゴチャゴチャにしてみたり、とか、恋人たちのシーンがMVみたいだ(批判的な意味で)とか、サイケデリックな映像がこれでもかと続く感じとか、昭和生まれの私には無理かも、と感じながら観ていました。
しかしラストに向かって物語が収束していく過程で、これはひとりの女性の成長物語なんだとわかり、妄想の中でもがく眠り姫(主人公のオリア・アキ =桜井ユキさん)に「目ぇ覚ませ!」と応援したくなってきます。

冒頭のシーンで、床に仰向けに倒れ、うつろな目で、でも希望を求めるように手を上に差し伸べて「生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ」とハムレットのセリフをつぶやいたオリア・アキが、現在と過去、現実と妄想を目まぐるしく行き来してズタズタに傷つきながら、最後に王子様のキスではなく自分の意思で「夢から覚める」物語なのでした。

で、「結局、どこまでが現実でとこまでが妄想だったっけ?」と整理整頓していくと、「正解はひととおりでなくてもいいかもしれない」と思えました。私は、ほろ苦い童話と感じました。
もちろん、監督の意図とは違うところへ勝手にいっちゃっている可能性が大ですが、偉大な芸術は懐が深いゆえに、多様な解釈をゆるすもの
若い才能に拍手 & 次回に期待します。
振り切れた演技が気持ちよかった桜井ユキさん(この映画で初見)、他の俳優さんではこの役は成立しなかったろうな、という流石の高橋一生さん(アキの恋人のカイト役 =理想の王子様)、そしてアキの分身であるピエロ役の古畑新之さん(この方も初見)。あと、ストーリーに絡まないふざけた役のくせに、強烈な存在感で魅せた満島真之介さん(役柄はときめきチャーリー😆等々、俳優の皆さんも良かったです。
日本映画、ガンバレ!!

続いてあらすじ。いわゆる「ネタバレ」というやつですね。観にいく予定のある方は、真っ白なままで行った方が楽しめると思います。

いったん終わってその2にいきます。

 

 

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さくらクリニック 院長 佐藤 志津子
さくらクリニック 院長
佐藤 志津子
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