雑記帳のようなもの(院長)

【映画】アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発

◾️鑑賞日時:2017年3月5日18時30分〜20時20分
◾️映画館:新宿シネマカリテ スクリーン2 D-6
原題は「The Stanley Milgram Story」と至ってシンプル。
日本語タイトル、長すぎ。かつ「アイヒマンの後継者」は、あえて曲解を狙ったのかもしれないが、いただけない。原題はは地味すぎるとしても、もう少しセンスのいいタイトルにできなかったものか。
ひとは
どこまで
残酷に
なれるのかー。
という映画コピーも、湿っぽすぎて違和感がある。
と色々文句をつけながら、ナチス・ドイツものは「ひとまず観ておかなければ」と足を運んでみた。


■背景

ミルグラム先生は社会心理学者。ユダヤ移民の子として1933年ニューヨークで生まれる。ご両親は東欧出身らしい。ちなみに1932年ドイツではナチ党が第一党となり、1933年にはアドルフ・ヒットラーが首相となっている。
カール・アドルフ・アイヒマンはナチスドイツの戦犯で、「ユダヤ人問題の最終的解決」いわゆるホロコーストにおいて、ヨーロッパ各地から絶滅収容所にユダヤ人を列車輸送する「最高責任者」を任ぜられ、任務を忠実に果たした人物。
戦後どさくさにまぎれてアルゼンチンに逃亡し、偽名で新しい人生を送っていたが、モサド(イスラエルの情報機関)の執念の捜査で正体を突き止められ、1960年に逮捕され、翌1961年にイスラエルで裁判が始まる。
この1961年にミルグラム先生の「服従実験」が始まる。後々「アイヒマン実験」と呼ばれ、服従の心理について衝撃的な真実を明らかにした、歴史的な実験とされている。

■ストーリーに沿って
予告編の時間を見越して少し遅れていったら、予告なしだったらしく、冒頭を少し見逃した。
ちょうど「実験」が始まったところらしい。
被験者を見てびっくり。ERのグリーン先生じゃないですか! お懐かしい。
 グリーン先生がそのまんま老け込んだ感じの初老の男性。でもグリーン先生の覇気は感じられない。臆病で事なかれの印象。今回はこういう役だ。残念。

そのグリーン先生は、見えない別室にいる被験者に、記憶検査をしているらしい。

 

 

 

・宿命の相手
・代理人の心理
・悪の凡庸さ
・群集心理
・たぶんそう長くは上映されないので、早く観に行った方がいい。そのうちTVドキュメンタリーでやるような気がする。(ぜひやってほしい)