練馬

新しいパーキンソン病の治療法(中野区DAT講演会)③

さくらクリニック練馬 院長 佐藤です。
ここでは LCIG(デュオドーパ)はどんな人に向くか、脳深部刺激法と対比して書きます。

この表を見てください。☟

脳深部刺激法と比較して「LCIGの方がお勧め」なのはどういう方かというと、
・レボドパ製剤が利く
・抑うつやアパシー(無感情・無気力)などの非運動症状で困っている
方 ということになります。

次に「禁忌」を見てみましょう。☟

パッと見、左(LCIG)に比べて 右(脳深部刺激法)の方が ✖が多いですよね。
重大なのは、
・軽度でも認知症がある方
・抑うつがある方
・ご高齢(70歳以上)の方
は脳深部刺激法が絶対的禁忌(=できない)であるということです。

ざっくり言うと
・若くて認知機能障害がないけれど抗パ剤が効きにくく、特に振戦の症状が強い方 →脳深部刺激法
・70歳以上 または認知症や抑うつ症状がある方 →LVIG
がお勧め、と考えてよいと思います。

☞その4に続きます

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