さくらクリニック

2月のブログは、クラークの加藤が担当です。

世の中には、色々な世界があるものです。
私の中では、昔、路上で磨いているイメージしかありませんでした。
主人が、革靴に本格的に興味を持ち出したのが5年程前、私も付いて買いに行くようになり、興味が沸いてきていました。
靴は家で磨くものでお金を払ってまでとは思っていませんでした。
主人から見せられる,動画等で、靴磨き職人が居ることを知っていきました。
そんな世界があると知り、本格的な「靴磨き選手権」が行われるとの事で
先日、とうとう見に行きました。
ビデオ予選を通過された、プロの方、素人の方、YouTubeｒ、外国の方まで、バラエティーにとんだ方が選考され、31名が予選に参加されておりました。
選手の皆様は身形もおしゃれでとても靴を磨く姿には見えませんでした。
予選は磨きが入っていない新品の黒の革靴の方足を10分で美しく磨き上げる厳しいものでた。
私は目の前で行われている真剣な姿と、どんどん靴が磨かれて光っていく姿に目を奪われ、引き込まれました。
出来上がりだけではなく、磨く姿の美しい所作も採点基準になっておりました。
たった10分で美しい鏡面磨きグラデーションがある靴を仕上げられて
見たことも無いその輝き、その場の熱気と興奮の雰囲気に、本当に感動をしました。
革靴は、その辺の靴屋や百貨店で売られているものを買うのが普通だと思っていましたが、殆どの方が、既成の靴には満足できていない現状があります。
（自分の足に合っていない）
主人はあるところからの紹介で羽田にある自分の足に合わせた、オーダ靴を注文しています。
主人は、その靴を磨く（シューシャイン）ことを週末の楽しみにしています。
今年のバレンタインはチョコではなく、靴磨き用の高級な羊毛のブラシをプレゼントしました。
主人はびっくりしすぎて、言葉が出ないくらい喜んでくれました。

昨年から羽田の靴屋さんで女性の革靴もオーダー出来るようになり
先日、やっと私もオーダー出来ました。出来上がりが楽しみです。

もっともっと世の中にシューサイン（靴磨き）が広まり、素敵な革靴を履いてる方に出会えると嬉しいです。