さくらクリニック 練馬

皆さんこんにちは😊
さくらクリニック練馬　相談員の鈴木です。

先週、９月４日（金）に当院初の試みとなる「オンラインセミナー」を行いました👏
演者はもちろん佐藤先生、
そして演題は、
「難病支援～尊厳ある生と死を支える～」です！

最近事件のあった京都ALS嘱託殺人事件を受け、改めて難病患者様の意思決定支援について「実際どうしていけばいいのか？」現場で生じてくる問題や葛藤など・・・事例を交えて佐藤院長にお話しして頂きました。

非常に難しい問題ですよね。。
実際、ケアに当たっておられる支援者の皆様は日々、悩みながら患者様と向き合っていることかと思います。
何が正しいのか、正解が分からない中でその方の「人生」「生き方」を支えていくことは葛藤も生まれてくることだと思います。

本音を引き出し、望む生き方を実現して頂くために私達に何が出来るのか・・・
こんな問いかけを日々自分にしながら向き合っていくのかなと感じました。

正解やマニュアルがないからこそ、その人にとって一番良い選択肢を選んでいけるよう微力ながらこれからも頑張っていきたいなと思った次第です🌸

さて、今回はオンラインということもあり、講演中はDJさながらに喋り続けていた佐藤先生・・・(笑)
いつものように聞いて頂いている皆さんの表情を見ながら話せないので、少々違和感があったようです😁

初めての試みだったので上手くいくかドキドキしていましたが・・・多くの方にご視聴頂くことが出来ました！！

皆さん、本当にありがとうございました🌸

今回はYoutubeを使用してのライブ配信でしたので、質問は事前受付と当日チャット受付を行いました。
チャットがうまく使用できなかった方もいたようですね。。
次回の反省にさせて頂きます！！

ただ、講演後のアンケートでたくさんの感想を頂くことができ、本当に嬉しいです😍

以下、一部ご紹介させて下さい。

「佐藤先生の貴重なお話と、症例をお聞かせいただきましてありがとうございました。具体的で丁寧なお話がとてもわかりやすく理解できました。
尊厳ある生と死とは、患者様と接するなかでも思う事がよくあります。また自分自身にとっても必ずおとずれるテーマでもあります。
お話にもありましたように、当事者となった時に、何処まで向き合えるのかも、改めて考える機会となりました。今後とも宜しくお願いいたします。本日はありがとうございました。」

「とても考えさせて頂く内容でした。現在はALSの方はいませんが、神経難病の方がいるので、PTとして悩みながらも寄り添えていける様に努力したいと改めて思いました。
またこの様な機会があれば是非参加したいです。自宅でも参加できるのが、とても有り難かったです。是非またお願いします。」

「現在ALSの利用者様と関わっていて身体的苦痛、精神的苦痛(不安)を訪問看護師の立場からどう関わればいいか悩んでいます。その方その方で社会背景が違ったり、性格など違います。何を思っているか、何が苦痛と感じるかを読み取り医療者全体で問題を解決していく方法を見出していければと改めて感じました。
次回のセミナーの議題候補ではないですが、意思決定について患者との関わり方を経験を元に詳しく聞きたいと思いました。
本日はセミナーを開催していただきありがとうございました。」

以上、一部ではありますがご紹介させて頂きました⭐
ご回答頂きました皆様、本当にありがとうございました！

看護師さん、ヘルパーさん、ケアマネジャーさん等、患者様・ご家族様に関わる全ての支援者が直面する問題だと思います。
皆さんと一緒に考える機会を作ることが出来て、本当に嬉しく思います💓

また、オンラインセミナーも好評でしたので次回も計画中です！

まだまだ新型コロナウイルスの影響が各地で響いていることかと思いますが、一緒に頑張りましょう！！💪

今後とも、よろしくお願いいたします😊