Home患者さんのご紹介, 神経難病, 院内ブログ > 当院の患者様が事業を始めました!👏

当院の患者様が事業を始めました!👏

当院の患者様が事業を始めました!👏



皆さんこんにちは🍁
相談員の鈴木です_(._.)_

今回は、題名にもある通り当院患者様の片桐様が新しく事業を始められましたのでそのご紹介をさせて頂きます👏

片桐様は今現在「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」の療養をご自宅でされており、元々会社経営をされていた社長さんでもあります。

当初は会社まで通うことが出来ていたのですが、今年の5月から通勤することも難しくなってしまいました。
今は自宅にいながら社員の方に指示を出し、仕事をされています。

ご本人は在宅療養をする中で、「療養中は往診の先生やケアマネさん、訪問看護師さんにリハビリの方、訪問入浴の方、ヘルパーさんなどなど手厚く手厚く看護介護していただけるが、万が一亡くなってしまったら頼りになる葬儀社の知り合いがあまりいないのではないか」と感じたそうです。

そこで今回、「縁起が悪い…」と思う方もいらっしゃるかもしれないけれど、「もしもの時の手助けになれれば」との想いから今回新たに事業を始められました。

その名も「在宅ケア エンディングプラン」という
葬儀のお仕事
です!👏

在宅で療養されている方だけでなく、今現在入院されている方、独居で身寄りがない方、生活保護を受給されている方など・・・幅広く対応できるとの事です。
また、生前相談も応じてくださるそうです。

万が一の際に葬儀社の知り合いがいない・・・という方は是非ご相談ください。

ご本人様は現在お話は出来るのですが、長時間呼吸器を外しての会話が難しくなってきております。
そこで今後は、「オリヒメアイ」という意思伝達装置を用いて、視線入力で意思疎通を図り、今回のお仕事にも取り組んでいくそうです✊🔥

今回の事業開始に至るまでには、とても平坦でない道のりがありました…。
これまで生きがいにされていたお仕事に満足に取り組むことが出来なくなり、
とても辛い想いをご本人・ご家族はされてきました。

しかし今回、奥様の後押しもあり、そして現在の会社で社員として働いてくれている方々の後押しもあり、こうして実現にまで至りました・・・!!

私がもし片桐様の立場だったとしたら、、、事業を始めるなんて行動力が自分にあるか・・・自信がありません。
ただでさえ大変な療養生活の中で、「自分に出来ることは何だろう」と考え探りながら、それを実現できる「行動力」にただただ脱帽です。

打ち込める「何か」があるって本当に素晴らしいことですね・・・✨

さくらクリニック練馬はこのチャレンジを全力で応援していきます!!

このブログをご覧の皆様も、もし「良い葬儀社はいないかしら…」とお探しでいらっしゃいましたら片桐様までご連絡をよろしくお願いいたします<(_ _)>

【葬儀プランなどはこちらをクリック👇】
在宅ケア エンディングプラン

 






Copyright © さくらクリニック 練馬 All Rights Reserved.