「第5回城西地区ADLフォーラム」
「第5回城西地区ADLフォーラム」
2017年12月01日
こんにちは。
本日blogを担当致します診療助手の荒川です。
いよいよ12月に突入しましたね!
さて、当院のblogをご覧になっている皆様は、
院長が診察されているお姿をご存知の方が多いのではないでしょうか。
本日は白衣をお召しになっていない院長先生の新たな一面(?!)を紹介させていただければ、と思います🌸
先日11月21日(火)に中野区サンプラザにて
「第5回城西地区ADLフォーラム」が行われました。
特別講演は、東京医科大学八王子医療センター神経内科 赫寛雄先生が「Parkinson病の診断から紹介までのプライマリー医の役割」についてご講演されました。
続いて当院の院長が「Parkinson病患者様の在宅医療~治療難渋症例のご紹介~」を講演されました。
皆さまにも院長先生のお姿をご覧になっていただきたい!
当方もParkinson病について勉強したい!
と、熱いメッセージを1ヶ月前から院長に送り続けました・・・(笑)。
当日先生に引っ付いて行ったら、主催者の方が快く参加を許可してくださいました。
貴重な体験に胸がワクワクし、前方2列目に座りノートを広げ先生方の講演にペンを走らせました。
下記2点に着目して勉強をしました。
・そもそもParkinson病とは?
・どこに着目して診察されているのか
Parkinson病と聞くと「難病」のイメージがありますが、50人に1人発症、と意外と身近に潜んでいる病気なんです。
1クラスに1人、のようなイメージですね・・・。
病状の進行状態を「Yahr1~5」で判断します。数字が上がるにつれて重症であることを表しています。
当院の在宅医療ではYahr3~が主に対象となっています。
Yahr3を別名「レイトステージ」と言うそうです。
この病気の特徴として、緊張すると体の動きがやや良くなることがあり、診察時には普段よりも体の動きが良い、なんて事も珍しくありません。
診察時にご本人からのお体の調子を聞く事も大切ですが、
いつも客観的に見ているご家族や周りの方から本人の調子を聞く事がとても大切です。
びっくりした事は、病気が進行して自力では歩けない方でも、「使う運動機能が違うため」自転車にはスイスイ乗れたりするそうです。
ただし安全面を考慮して自転車を移動手段として使うことは、大変危険なため「移動手段として自転車を使うことはお勧めできない」と赫先生は仰ってました。
(当方の祖父もParkinson病を患っていましたが、何処へでも自転車でスイスイ行ってました😅)
さて、さくらクリニックの魅力について考えてみました🌸
・頻繁に診察を行うことが可能
・時には長時間の診察を行うことも出来る
・患者さんを医師・看護師・リハビリ・MSW・CM・ヘルパーその他携わる皆さんとチームになって支えていく。
院長は下記のように申しておりました。
「目の前の患者さんとその家族、そして療養を支えてくださる方々にとって最善、最適とは何かを考えること。持続可能な介護体制を整える事。医学的で正しくても、その人の価値観や生活の実態とかけ離れた治療は、結局持続しない。」
こういうことを申すときっぱり否定されるのでこの場をお借りして・・・
「院長先生美しい・・・🌸」
可憐に咲く一凛のお花のようでした。
つづく。