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オレオレ最新バージョン?「民事訴訟最終通告書」にご注意を

オレオレ最新バージョン?「民事訴訟最終通告書」にご注意を



さくらクリニック練馬 院長の佐藤です。

昨日、とある一人暮らしの高齢女性を往診した時 妙なハガキを拝見しました。 その名も「民事訴訟最終通告書」???
ネットでググったら あるわあるわ・・・。この類いの架空請求詐欺が流行っているらしいです。
一人暮らしの高齢者の方、特にスマホやパソコンで調べ物ができない環境にある方が身近にいらっしゃったら、絶対に連絡をとらないよう 忠告してあげてください。

彼女が見せてくれたのは、このハガキです。
「訴訟」、「最終通告」、「事件番号」、と物々しい文言が並び、「あなたは裁判の被告です」、「この書面を見て放置した場合、原告側の主張が全面的に受理され・・・強制的に差し押さえます。と読んだら、「え? え? ええーーっ」と動揺してしまいますよね。
で、「訴訟取り下げ最終期日」は 巧妙なことに配達された当日になっている。
彼女は慌ててここに電話しちゃったんだそうです。😰

そうしたら、「訴訟取り下げのため、弁護士さんを紹介する」と言われ、連絡先を教えられた、と。(定石通り!)
幸いなことに、この電話の声が「なんだか乱暴で 怖い感じ」だったので、彼女は不安になって警察に電話。すぐに交番のおまわりさんが来てくれて、「連絡しなくていい」、「昼間も留守電にしておくように」とアドバイスしていただき、事なきを得たそうです。

あと一歩で被害にあうところでした!!
難病を患い、かつ80歳を超えたご高齢で、何とか一人暮らしを続けている方です。それをカモにしようとは、オーマイガッ なんてこった(怒怒怒)。

だいたいね、こんな重大な知らせがハガキで来るはずがないもの。本当に訴訟を起こされたなら、物々しし体裁の郵便物(内容証明)を、郵便局の人が必ず手渡しで届けますから。
って、多少知識のある人なら一笑に付して終了でしょうし、ググれば詐欺だとすぐわかるんだけれど、現役生活から遠ざかったご高齢の方は、焦って引っかかってしまうかも。

今話題の反社です、反社
報道関係の方々、スクープのチャンスです!
芸人さんたち(ある意味被害者)に関する真相追及はもうお腹いっぱいなので、反社本体に突撃取材を、ぜひ!
それか お金をもらっちゃってやり玉に挙がっている芸人さんでもいいや。名誉回復のチャンスではないですか。
詐欺グループの正体を暴き、無辜なる市民を詐欺被害から守る正義のヒーローに! ぜひこのタイミングで どなたかお願いしたいです。
(あ、これ警察の仕事か?)






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