意思伝達装置「新心語り」の開発に 当院の患者さんがご協力しています
意思伝達装置「新心語り」の開発に 当院の患者さんがご協力しています
2019年05月17日
さくらクリニック練馬 院長 佐藤です。
私が主治医をつとめている木村暁夫さんは、ALS歴18年のベテランさんです。
瞬きでの意思表出ができなくなってからは、新たな発信方法を模索し、研究にも積極的に協力されています。
そのひとつが「新心語り」。
日本ALS協会が発行している「JALSA」の記念すべき令和元年5月号に 奥様のインタビュー記事が掲載されました。
ALSのベテランさんが いつか突き当たる「意思が伝えられない」というあまりに高い障壁。
それを何とか打開したい、そのための研究に協力することは 病気にかかった自分の使命だと 木村さんは仰っていたそうです。
その記事をここでご紹介させていただきます。
「意思を伝える」ために努力し続ける患者さん、それを支えるご家族、先生をはじめ沢山の支援チームの皆さんがいるということを 多くの患者さんとご家族に知っていただきたいと思います。
木村暁夫さんのことは 下記のブログでもご紹介させていただいています。
木村さんを支える頼もしいチームと奥様のご様子です。(by 診療助手 荒川)
お時間があれば 寄っていってくださいね。
「平成さいごの担当者会議」
「吸引カテーテルの保管方法について」