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🍒enjoy! ALS②~08.を読んで🍒

🍒enjoy! ALS②~08.を読んで🍒



さくらクリニック練馬 医療秘書の竹下です。
今回は 佐藤院長が主治医をつとめている梶浦智嗣さんのコラム「enjoy! ALS」の感想を上げさせていただきます。

第1回のコラムについては、佐藤院長が感想を上げています
(☞こちらからどうぞ)

「enjoy! ALS」は、梶浦智嗣さんが「NsPace」という看護師さん向けのサイトに連載しているコラム記事のタイトルです。
その後も着々と更新され、現在では第9回まで掲載されています。
是非下のリンクからご一読下さい!
『enjoy! ALS』私はALSを発症して6年になる40歳の医師です

どのコラムもポジティブな内容なので、読んでいるこちらも前向きになります。

今回私は 3月に掲載された第8回ののコラムを読ませていただきました。
CLICK第8回「父親の背中」

・・・読んでいただけましたでしょうか?
第8回は親子の絆が感じられる素敵な文章だったと思います。
梶浦様の介護ヘルパーさんが帰りながら読んでうるっと涙ぐんだと仰られていました。

今回のコラムを読んでのキーワードは”子供は親の背中を見て育つ”という所だと思います。

梶浦さんはコラムにて小学生時代にお父様の病院での白衣姿を見て「かっこいい!」と思われ、その影響から医者を目指されたと書いていらっしゃいます。
普段のお父様とのギャップにかっこよさを感じられたとのことです。

その後、ASLでベッドに横になっているため、お父様の様に仕事をする姿を見せられないことに対し、息子様にはどのように見えているか心配されていた梶浦様ですが、楽しそうに映っているようで安堵されたと書かれています。。
私は「楽しそう」だけではなく、一緒に家で過ごしているからこそ見えているものがたくさんあると思います。

過去のコラムを読んで分かる通り、梶浦さんはALSという病気に日々前向きに向き合いながら過ごしていらっしゃいます。
また、コラムを書かれたり、遠隔で診察も行われたりと精力的に活動もされています。

「どんな状態になっても今できることを最大限頑張ろう。そしていつまでも息子にとって尊敬できるカッコいい父親でいたい」

出典元:父親の背中‐NsPace

私が今回のコラムの中で特に気に入った文です。

実際の父親の背中は見せられませんが、普段頑張っている姿を間近で見ていることで
”生き様としての父親の背中”は見せることができているのだと思いました。

そして、父親である梶浦様を尊敬しているからこその「将来は宇宙一のお医者さんになる!」という息子さんの発言があるのだと思います。

これからもお父さんである梶浦様の”生き様としての父親の背中”を見ていってほしいと思います。
そして、息子様には夢である宇宙一のお医者さんを是非目指して欲しいなと思っています。

 

今後もブログで梶浦さんのコラムを定期的にご紹介させていただきます。
楽しみにお待ちただければと思います!






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