さくらクリニック 練馬

今回は、現場の皆様の声にてうまれたハンドメイドアイテムを紹介いたします。

神経難病などの在宅療養の方にとってとっても身近な大切な存在「お腹のお口…胃ろう（PEG）」
最近主流の栄養剤は、半固形栄養剤（ゼリー状のもの）をむにゅむにゅっと注入する方法です。（私の若いころは液体を点滴状にポタポタ一択でした…）

こちらを注入する方法として

1．手動式加圧バッグを使う
2．手で絞る
3．容器にあけてシリンジで吸って手動で注入
4．電動式加圧バッグ（とても高価！！）

この、手で絞るときのお助けアイテム緑色プラスチックのアレ。
実はよく折れます(T_T)

しかも市販されていない激レアアイテムなため、折れたときの現場の衝撃はなかなかのものです。（フリマサイトなどで高額取引されているとの情報も…）

そんな悩みに当院患者様S様ご主人や、
いつもお世話になっているホームデンタルクリニック松田先生が神アイテムを生み出してくださいました。

どちらもいくつか作って頂きまして、お困りの方へ使用していただいております。
S様作製のものは太めの金属棒なので、とても固く丈夫で巻き上げる速さも早くなったと喜びのコメントをいただきました。
どちらも巻き上げる最初の部分を抑えるための長いスリットが入れられております。

製作のために使用している機器が、プロの機器を用いての加工ですので工作好きの私では手の出せないレベルの商品です。
現場の声からより便利なアイテムを生み出してくださる皆様に感謝です！そして快く「ほかの方へも」と寄贈頂き本当にありがとうございました！！！

安藤