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介護を支えてくださった皆様に感謝・・・・

介護を支えてくださった皆様に感謝・・・・



今回は、本院の患者様ご家族から手記「介護を支えてくださった皆様に感謝・・・・」をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

闘病記
介護を支えてくださった皆様に感謝・・・・

私の母は、突然理不尽な事故にあって頭部外傷を負い、全介助となりました。
急な事で気持ちが追い付かずとても辛かったです。その後病院を転々とし、このまま病院で療養していくのだと思っていました。しかし5か所目の入院中に、今の母には自宅で手足をさすったり体をこまめにケアしていく事が必要だと思い始め、周りの人には介護は大変だと言われたが、母を看ていく事で自分も受け入れ切れない現状に納得していけるのではないかと思うようになりました。
そこからヘルパー探しや介護体制の調整をして、自宅に母が帰ってきました。初めは痰の吸引出来るヘルパーがすぐに見つからず、痰の吸引などに追われて大変でしたが、信頼できる事業所と出会い、相談したり励まされたりアドバイスをもらいながら生活してきました。意思疎通が難しい中でも穏やかな母の様子をそばで感じ取れる充実した毎日でした。

本当はずっと自宅で療養していければ良かったのですが、自分の体調不良もありやむを得ず最後は長期療養の病院に転院しました。入院も心配でしたが、病院でも状態変化があると教えていただき、丁寧な対応を頂けたので安心でした。ただ亡くなった後は、もっと何かしてあげられなかったか・・と深く考える事もあり、自身が血圧が上がったり、体調を崩しました。いろんな事が出来なくなってしまい、ガスや電気の引継ぎをする時にもパニックになり号泣することもあり、母の事故の時のことも蘇ってきて辛い事が未だにあります。まだまだ手続きなどやる事は沢山あり忙しいですがちょっとずつ落ちつきつつあります。

思い起こせば、よく自宅療養を続けて来れたなと思います。それは山崎院長先生を始め、訪問看護、ヘルパーさんたちがベストメンバーだったからだと思います。病状的にも難しい事だったかもしれないけど、主治医の先生が色々考えてくださった事、ヘルパーさん達も介護生活で一緒に悩んで考えてくださった事を思い出し本当に心強かったと思い出しました。こんなことまでしてくださるんだと思いました。大変だったけど、母との生活は、自分にとっても生きている実感が持てて、充実した楽しい日々でもありました。自宅での療養生活は 本当に幸せでした。



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