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年末を迎えて

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2016年もあと残すところ数日、あっという間の1年間でした。

スタッフブログ 年内最後を担当します クラークの加藤です。

 

大掃除も終わり、お雑煮作り

皆様のご実家やご家庭のお雑煮はどう作られますか?

 

お雑煮と言えば、少々苦労した、思い出があります。

14年前に義母が早くに亡くなり、お雑煮のレシピを受け継ぐことができず、

主人の実家も男ばかりの兄弟で、誰もお雑煮のレシピを教わっていませんでした。

 

私の家のお雑煮は醤油ベースに鶏肉と色々な野菜とお餅の入った具だくさんの物でしたが、

主人の実家のお雑煮は、鴨肉、ホウレンソウ、お餅と香付けのゆずが入ったとてもシンプルな物でした。

 

義母が亡くなり、しばらくたった後、主人がどうしても実家の味のお雑煮が食べたいと

言い出し、私はレシピサイト等を参考にしながら、試行錯誤し、何度も挑戦。

 

雑煮の具材は簡単なのですが、スープが満足いかず、非常に苦労しました。

和風出汁かと思ったら、鶏がらだとわかり、鶏がらでも煮込み方で味が変化してしまい、とても再現するのは難しく思われました。

 

それでも、主人の舌と、主人のおぼろげな記憶を思い起こさせ、何度もチャレンジしました。

 

何年か経ち、この味が一番近い!!!というものができました。

主人も満足なよう・・・・・

でも、とってもそのスープが難しいのです。自分でもどうやって作ったのか判らないぐらい・・・・・・・毎年こんなスープを作るのかと思うとぞっとする思いでした。

 

そう悩んでいると、あれ?このスープって何かの味に似ている!!なんだろう?

そうなんです。このスープ、実はラーメンスープに極似だったのです‼

試しに中華の素と醤油、少々の調味料で作ってみたら、なんと!同じ味。

その時は、苦労はなんだったんだろう?と考えさせられました。

 

そうして我が家のお雑煮はこの味に決まり、

毎年主人は美味い美味いと言って、大変、満足そうにお雑煮を食べています。

 

主人は、いつも私が苦労してスープを作っていると思っていますが、実は簡単な中華スープだとは、思っていないでしょう。

こうして、今年も雑煮のスープが簡単なスープだとはバレずに新年を迎えられそうです。

 

皆様も良いお年をお迎え下さい。



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