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秋の勉強会レポート【多系統萎縮症】

秋の勉強会レポート【多系統萎縮症】

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10月4日金曜日 練馬駅徒歩1分のココネリ、研修室にて秋の勉強会を開催させていただきました。

多系統萎縮症の在宅療養

 ~支援チームと家族で支える~

今回のテーマも「多系統萎縮症」ですが
10年以上の病歴となる1つの症例をじっくりと掘り下げていくという構成といたしました。

さくらクリニック練馬は開設後まだ5年と半年・・・というわけで
実は、院長が中野本院時代に訪問開始し、
練馬分院開設時にそのまま引き継いで訪問診療を継続している方となります。

会の進行は若干のトラブルも発生し(苦笑)つたない司会で大変ご迷惑をおかけしましたが
皆様のご協力で無事に開催できました。

椅子やテーブルもなんだか狭くて申し訳ありませんでした!!

 

今回の症例を選ぶにあたり
一緒にチームを組んでいるケアマネージャーさん、訪問看護ステーションさんへ声をかけたときに
日々の業務業務に追われている中での依頼でしたので、犠牲になるものも多く迷われたのではと思います。
しかし、よい経験をさせていただいたので少しでも力になれたら…と気持ちよくご協力していただくことができました。
そして、院長からの提案にてご家族にも参加していただける構成が整いました。

終了後アンケートのお願い、実は毎回しているのですが
今回、皆様に頂いた感想の多さは歴代の勉強会の中でのダントツでスタッフ一同大変感動しております。

そして、たくさん書いてくださった方も多くとてもうれしいです。
頂いた感想の一つ一つをじっくり読ませていただき
ご協力いただいた、奥様、ケアマネージャー川崎様、訪看所長松井様へも共有させていただきました。
お伝えして「やってよかったな」というお気持ちも共有できました。

頂いたお声の一部です。

◆家族の立場としての話を聞けたことで、考え方のギャップの大きさを改めて理解しました。

◆実際の利用者家族を通しての時系列の振り返りは参考になりました。普通では学べないことを学ぶことができたと思います。

◆在宅だからこそ、利用者さんの思いを一番に寄り添っているつもりでも、知らず知らず、医療者目線で話してしまったり、選択肢を絞ってしまうことが多いなと改めて感じました。
また、改めて訪問診療の先生、訪問看護師、ケアマネさん、SWさん、ヘルパーさん、そして家族が利用者さんに向き合い、チームで対話すること、共有することが大切だと感じました。

私たちが、頭では理解していても現場では難しいなと感じていること、
改めて振り返るよいきっかけになったと私も感じています。

 

今回の勉強会に参加の皆様の職種も

医師、看護師、ケアマネージャー、リハビリテーション職
薬剤師、介護事業所、病院関連者、行政関係者

等々の多岐にわたった皆様にご参加いただけました。

在宅医療の現場にて各職種それぞれの皆様の声と知恵と力が合わさり、

協力していけることを非常にありがたく感じております。

皆様いつもありがとうございます。

そして 今後ともよろしくお願いします。

安藤

 

 



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